産地レポート

Production Area Report

産地レポート2025年 豊寧地区 白菜産地

今回は、中国・河北省の高冷地「豊寧(ほうねい)」から、初夏に収穫を迎えた白菜の現地レポートをお届けします。

2025年の今年は現地での協力農家さんと共に、例年よりも多く栽培を行っています。6月下旬に現地へ赴き、栽培の様子や生育状況を視察してきました。

今年の白菜の播種は、4月10日から標高800m地区でスタートし、いずれも発芽・生育ともに良好で、6月23日からはすでに収穫が始まっている圃場もあります。

その後は、さらに標高の高い1400m地点へと栽培を引き継ぎ、7月下旬の盛夏にも安定的に白菜が収穫できるよう調整されています。

標高の高いこの地域では、排水性も高く一面に広がる草原に囲まれた圃場は、まさに“自然の恵みを育てる理想の場所”といっても過言ではありません。

弊社では農地での種まきのタイミングをずらすことで、気温の変化にも柔軟に対応し、年間を通じた安定供給を目指しています。

きれいな空気と広がる草原の中で育った白菜は、みずみずしくシャキシャキの食感が魅力。この白菜を用いたキムチを店頭で見かけた際は、ぜひお手に取ってみてください。